• 出入り口や通路の段差をなくす
• 外開きや手前に引くタイプの扉を引き戸に替える
• 階段・廊下・トイレ・浴室・玄関など、姿勢を安定させるための手すりや腰掛けを適切な位置に設置する
• 寝室をトイレの移動距離を短くする
• トイレや洗面所などの出入り口は余裕をもって通れる広さを確保する
• 階段の勾配をゆるやかにする
• 浴室などの床材は滑りにくいものにする
• スイッチやコンセント位置に配慮する

【事故を防止する】

段差を解消し、手すりの取り付けや滑りにくい床材を使用することで、転倒やつまずきの予防につながります。特に高齢者の場合は転倒による骨折で寝たきりになってしまうとも限りません。

初期導入費用についても、国や各自治体の補助金制度があり、太陽光発電システムの普及をバックアップしてくれています。 光熱費は生涯払い続けなけなればならない支出で、今後原油高騰などの影響を受け値上がりを免れません。長い目で見て、10年後・20年後の経済的効果を考えたいものですね。

【自立度をアップする】

住まいの不便を解消することで、高齢者や障害者本人が自らの力で動きやすくなり、リハビリにもつながります。精神的な自立度をアップできれば、日々の生活が明るくなります。

【介護する側にもゆとりを】

日常的な住まいの不便は、介護する家族にも肉体的・精神的な負担になります。家族みんなが安全でゆとりのある生活が送れるよう、配慮しましょう。