全面改装
全面改装リフォームのきっかけ
- 築年数が長く老朽化のため、全面的にリフォームしたい
- 子どもたちが独立し、夫婦2人だけの生活になったので間取りを変えたい
- 二世帯住宅にしたい
- 中古物件を購入したので、自分好みのデザインに変えたい
- 耐震構造が心配なので、全面的に見直したい
- 高齢の家族のために、全面的にバリアフリーにしたい
- 新築に建て替えるか悩んだが、費用の事も考え全面リフォームすることに など
全面改装リフォームのポイント
【家事動線を考える】
間取り変更をする場合は、日頃の動線をよく考えてプランニングするようにしましょう。特にキッチン、浴室、洗面、物干しスペースは、家事動線として最も重視されるゾーンです。水周りを直線上に配置するなど、家事効率を上げるための工夫も必要です。
【ライフスタイルを考える】
ライフスタイルは各家庭によって様々なので、自分たちが日頃どのように暮らしたいかを考えて、間取りを決めていきましょう。
例えば、
「家族が多いので、家族みんなでいつも過ごせるリビングが欲しい」
「キッチンから子どもたちの様子が常に見えるようにしたい」
「普段からお客様が多いので、家族の過ごすリビングと来客用の部屋を別に作りたい」
「趣味の部屋が欲しい」
など、家族の要望をピックアップし、優先順位を決めておくと、リフォーム設計時に役立ちます。
また、現在の生活だけでなく、5年後、10年後など、将来のライフスタイルの変化も予測しながら計画しましょう。
【住まい全体を考える】
リフォームは新築時の施工とは異なり、今あるものを解体し、新しくしていくという工程となるため、どうしても工事費用が高くなってしまいます。思いついた都度、その箇所だけをリフォームするということを繰り返すと、一度に済む養生などの費用がその都度かかってくる部分もあるため、費用も工期も非効率です。リフォームの必要性が出てきたら、住まい全体を考え、施工箇所とタイミングをしっかり見極めましょう。
【現在使用しているものを上手く生かす】
古くなってしまったものでも、愛着のある柱や梁など、使える部分を上手く残して現代風にリフォームすることもできます。もちろん、それにはリフォーム会社の提案力によるところが多いので、希望を伝え、よく相談するようにしましょう。